コラム:ジョジョリオンとウロボロスの蛇

JOJO OLOGY

新ロカカカ(以下ニューロカ)の効果は作中で常にぼやけている。皆が憶測で、常敏や豆銑は融合現象が起きるといい、透龍の考えは他人との等価交換だろうという。最も詳しいであろう透龍(最終話の描写のとおり様々な土地でロカカカを育てる実験をしていた)の予想がひとまず正解だった。

現時点、ニューロカと壁の目の土地の効果に違いはない。常敏が壁の目を使いたがらないのは、母花都の事件を教訓としているからだ。ニューロカを失った定助がホリーを救うのに壁の目を使わないことは、ホリーが誰かとの等価交換を望むわけがないからだ。

ここでパラドックスが発生している。ニューロカを求めたその果てにあるものとは?思えば、家系図からホリーにたどり着くも、ホリーは家系図を調べろという。ロカカカで病になったホリーをロカカカで治そうとする。全部、円環だ。己の尾を噛むウロボロス、この意味こそが最大のテーマなのかもしれない。

追い詰められたジレンマの向こうに不屈の魂が「在る」のか。

the baby

ojiro sasame

kei nijimura

yasuho hirose

josuke higashikata

karera sakunami

aphex older brother

aphex younger brother

overman

joshu higashikata

tsurugi higashikata

hato higashikata

daiya higashikata

norisuke higashikata

tsunetoshi higashikata

mitsuba higashikata

iwasuke

yoshikage kira

josehu kujo

2025/5/20

タイトルとURLをコピーしました